夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身声のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

声から+αのプロセス

ヴォイトレというのですから、それは声を学ぶトレーニングです。

 私は当初、声だけ取り出して、「ハイ」など、声の1フレーズで価値づけていくレッスンを主眼にしていました。本が出て一般の人が来るようになって、方針を増やさざるをえなくなってきました。

プロと行なっていたときには、プロは歌えるし、場があるので、まさに声の力だけを求めてきていたのです。それゆえ、レッスンはとてもシンプルでした。

 当初は力のある人が来ていたのに、プロダクションが絡むにつれ、中心がデビュー前の人とか、歌手に転向したモデルとか、有名人の二世さんなどになりました。すると、カラオケの先生のような、デビュー前の仕上げという仕事になってきました。声そのものにアプローチできなくなってきていたのです。そこで、一般からプロを目指す人とじっくりと行える研究所をつくったのです。

 当初は、素人といってもやる気があり、目標があり、実績もある人ばかり来ていたので、声とその応用であるフレーズが課題でした。「ハイ」という声とカンツォーネなどの大曲のサビの「4~8フレーズ」の応用、その2つの精度を高めていくことが中心です。プロになるためにもっとも大切なものだけの、シンプルで本質的なレッスンと今でも思います。

 グループで他の人の声やフレーズを比べつつ、一流の歌手の歌唱フレーズから吸収しては、即興で作品化していくことをフレーズ単位で行いました。うまい歌でなく、自らのオリジナルのフレーズをデッサンする実習を加えていったのです。

 方針が増えたのは、音程やリズムなど、音楽や歌そのものに慣れていない人が増えてきたからです。それを補強するためのメニュなど、トータル化していくプロセスをとったからです。来る人によって場は変わるのです。