心して聞いて欲しいことがあります。振付師、南流石さんのことばです。習い事の4つのステップです。
「他の振付師とか、踊りの先生は『君が楽しまなかったらお客さん楽しめないよ』って必ず教えちゃうんですよ」私は真逆なんですよ。『お前ら楽しむな。私のこの歌、踊り一生懸命やって、あなたに笑顔になってほしいのって気持ちを伝えることを優先して欲しい』って言いますね。『私の踊りみて楽しんでください』は100万年早い」
「ダンス側からだと『面白いでしょ』というつくり方になる。みている人側からみて踊りだしたくなるかどうか、というのを重視している」
「ネタ切れちゃう。自分の踊りがないから知っていることをやっていると途中で何をやったらよいかわからなくなる。これできない限り、ダンサーとは呼ばない。バックダンサーとしか呼ばない。自分の踊りがないのはだめ、今の踊りは誰でもできそうだよね。こんなの誰にもふじこのすごさわからないよ。振付けがあればできるだけだからね。それは代わり一杯いるぜ。消えてった人何人も知ってるから。そうならないためにはどうしたらよいか」
「楽曲聞いたらすぐ目的を同時に考えて、何のために踊るか、誰のために踊るか、それを一瞬でインプットして、あとは音が導いてくれるままにもっていけばいい。踊りづくりに情熱と衝動が大事なので」