発声の100、歌の100、ステージの100は、別々に考えます。勝負として、300の力があるとして、発声に50、歌に50、ステージに200の力を配分する人もいます。ダンスやルックス、ファッションでみせるとか、MCで成り立たせるなら、歌の発声の比率が少ないということです。
それと別に、それぞれの力をつけて、500、1000の器を作っていくというのもトレーニングです。ステージまでには、演出、総合力も借りることになります。しかし、ヴォーカリスト独自の力も必要です。プロとして、何か強みか、どういうバランスでいくかは、トレーナーとして知る必要があります。本人も把握しておくべきです。