早く楽しくうまくなりたい―そのためのヴォイトレとなると、メンタルの弱い人にはヒーラー、メンタルの不安定な人にはモチベーターが適しているようです。事実、そういう人は、そのようなタイプのトレーナーを選びます。
体験レッスンで、これも一回でわかるものでない点は注意するようにと言っていますが、実感して決めるのは、本人のこれまでのイメージや経験が元です。ですから、本人がよいと思ってトレーナ―を選ぶところで本当は大きな問題があるのです。☆
相性の問題について、相性がよいと本人も(トレーナーも)思って選ぶところでのメリットとデメリット、それで続けているケースでの効果について、前に述べました(自分とは異なるタイプのトレーナーに学ぶ方が効果が大きいなど)。
本人の人生ですから、本人が最終的に決めるものと私も考えています。しかし、本人の実感と思い込みだけで目的、タイプ、状況とのミスマッチの選択についてアドバイスできる人がいないのは、よくないと思います。
現実には、担当のトレーナーやその方法について、セカンドオピニオンが判断するのは難しいものです。最初の状態レベルとプロセスとしての状況の把握がなかなかできないからです。レッスンの1、2回の録画などもみてもわかるのは、一部分です。
レッスン前や初回のレッスンの記録は、とても大切です。私のところでは、それを記録しています。