すぐれた人や周りの人と自分を比べても、大して何もわからないこともあります。そういうときは、共通点やルールらしきものをみつけて、それに照らして自分をみるのです。それが基準、材料です。そこで自らが囚われているもの、固められているもの、成長、上達の邪魔をしているものを学ぶのです。否定せずに捉えることです。
頭でわからなくても、歌やせりふなら、そういうものを排除することです。それは、できるだけ一流のものを聞き続け、くり返していくことです。その見本に何を選ぶのかという感性によって、半分は決まってしまうかもしれません。しかし、あとの半分は変わっていく、学んでいくことができるのです。
一流からの学び方を誰かに教えられることもあるのです。誰かに教わるよりも学び方を学ぶのが大切なのです。