グラシェナ・スサーナの「アドロ」のサビを、1番をポルトガル語、2番を日本語で比べてみてください。シャンソン歌手のアダモのフランス語と日本語でもよいでしょう。アメリカ人よりフランス人など、ヨーロッパの方が深さは学びやすいです。
当時、外国人の日本語は、外国語の発声の上にのっていたので、とても深いです。今の日本語のうまい外国人は、わざと日本人の浅いポジションでJポップスのまねをして歌っていますから、日本語らしく聞こえます。同じ曲を異なる歌手ので比べて聞くと、外国人と日本人の、この違いはよくわかります。
甲高く細く芯のないのが日本人、それゆえカラオケはエコーでフレーズをつくってくれるので、日本人がもっとも実力よりうまく聞こえるのです。メロディ、リズムと歌詞の弱点とともに声量、メリハリ不足を音響で補うのです。