夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

力の配合

発声の100、歌の100、ステージの100は、別々に考えます。勝負として、300の力があるとして、発声に50、歌に50、ステージに200の力を配分する人もいます。ダンスやルックス、ファッションでみせるとか、MCで成り立たせるなら、歌の発声の比率が少ないというこ…

本日のレッスン、バランスと強化

声も歌もステージも総合力です。発声で100の器、その声量を50としたら、声域に20、伸ばすのに20、共鳴や音色には10しか当てられません。声域を80にしたら声量は10も出せないでしょう。レッスンでは、それぞれを別にして80くらいを目的にします。声量で80とか…

アファーメーション

イメージトレーニングは欠かせません。聞くこと、待つことです。降りて来るまで待つこと、準備しておくこと、それが何なのかを考えることです。

再現のスイッチ

よかった感覚のところだけ、さらによくしていくのが基礎の積み重ねです。できなかったところ悪いところだけ直すのは応用です。その感覚を意識していきマッチさせることです。 再現できるようなスイッチ、ボタンを得ていくのです。一発屋は、1000押したら一つ…

結びつきとフォーム

フォームの分析というのは、1コマずつみるのでなく、コマの流れを見ることです。自分のと一流の人のをくらべることができます。1コマずつまねしても、つながらなければ無意味です。そこで感覚―フォームの結びつきが捉えられなくては使えないどころかバランス…

喉に囚われない

喉と対話するのではありません。喉の動きや呼吸の仕方などは、フォローの一つにすぎません。そこは、サブでメインではないのです。喉に囚われるとみえなくなり、捉えられなくなります。細かい問題がたくさん出てきますが、どれを解決しても本当の大きな問題…

自分のメニュを自分でつくる

自分の持論を本一冊分書くようにと述べています。 1日半ページでも、2年で1冊になります。感覚、技術、考え方と、すべては他の人とも私にも違っているでしょう。常にそこから考えることです。歌、声とどこでつながっているのかというトレーニングと実践との…

喉でなく、体で歌う

歌うことも衝撃であるなら、部分で支え切れないので、体支えるようにと言っています。今、腰や腹から声を出している人はどのくらいいるでしょうか。

ストックの力

若いとき、トレーニングしないで、もしくは少しのトレーニングで長く応用できたのが、年とともに、長いトレーニングで少ししかもたなくなるのが、ポップスです。それに比べ、声楽や邦楽は、若いとき応用できない、何もできないのに、年とともに長く応用でき…

ルールとコントロール

見え方が違う、聞き方が違う、それは、捉え方が違うのです。そこにルール、この場合は一貫性ともいえますが、があって、人に伝えられるのです。一筋の光が射すというイメージでしょうか。 レースには、レースまでの配分が大切です。正しい動きを覚える。覚え…

力がつく

アスリートをみていると、素質のある人はコーチにつき、ハードトレーニングをします。補強として効率のよい筋トレをします。力がつくと、力任せになりハイリスクになります。すると偏り、バランスが崩れ、ひどいときは怪我をして治療に専念する事態になりま…

リスクのとり方

今の自分の力が変わったら方法も変えざるをえません。無理も効かなくなります。頑張りすぎがマイナスに出ます。否応なく年を経るとともに自己管理を徹底しなくては、同じ力さえキープできなくなるのです。 感覚が鋭くなるのも、よいことですが、同時にハイリ…

大勝負

思いを入れすぎて失敗することがあります。ビギナーズラックは、思いの入れすぎで起きるときと、思いを入れずに起きてしまうことがありそうです。私も、2度ほど最高のレベルの発声、歌唱の経験があります。録音していなかったので、客観的にはわかりません。…

トレーナーの助言

自分について、自分が一番知っていると言えません。トレーナーのアドバイスに従うべきか迷う人もいます。助けになるときに、あるいは、助けになるように活かせるように活かせばよいのです。 しかし、声は全くわからないようなときもあるので、一度白紙にして…

ルーティン

ゲンをかついで儀式化するのは、よく行われます。一流の人ほど決まった型をもっています。でも条件も違うところで、それに囚われてはよくありません。同じように準備しても結果が違うことはあります。固定するとその分析がやりやすい、つまり、データとして…

限界の見分け方

限界まではできるとなれば、限界前を早く知った方がよいでしょう。そこで、ハードトレーニングというのがあります。バーべル の持ち上げ(リフティング)や走ることはもっともわかりやすいですね。普段、持ち上げていないし、走っていないのでは、すぐに限界…

仕上げより分析

プロに、急ぎで仕上げを求められるというのは先に述べました。つまり、ほぼ調整のレッスンとなります。 では、時間がかかってもよい、基礎からしっかりと身につけたいと本来の目的でいらしたときには、今の力を分析します。2曲、違うパターンの歌をアカペラ…

基礎に戻す

それでは、根本的な解決として、応用でなく基礎に戻してから応用する方向で述べます。イメージとしては、器を大きくするのです。そのときに、声でみるのか歌でみるのかは違ってくるのです。 私は声を基礎、歌を応用としています。しかし、クラシック、ともか…

その先を

応用を否定しているのではありません。そればかりでは限界があるし、本当の基礎にならないと言っているのです。数打てば当たるのも一理あります。弓でもゴルフでも、それで距離や方向をあるところまでよくできます。歌ったことのない人は、カラオケで1000曲…

耐性

プロについては、心身が一般の人よりはるかに高いレベルでの自己管理ができているのが、前提です。それが欠けていたら、そこからです。 a.調整、修正、原状回復、老化防止、リタイアからの復帰、応用 b.成長、強化、変化、完成度を高める基礎 aで、もっと…

要素のチェック

1.メンタルトレーニングーモチベート、集中力、忍耐力、持久力、プランニング、リラックス 2.フィジカルトレーニング―体力、筋力、瞬発力(運動神経)、柔軟力 3.声 発声、共鳴 4.歌 歌声

声の力をつける

いろんなところを回ってここにいらっしゃるアマチュアの人たちの例は述べたと思います。日本のプロの場合、必ずしも声としての実力レベルがアマチュアの上位にあるわけではないので、トレーナーについて同様、述べると長くなります。ともに、ヴォイトレとか…

細やかさと強さ

声の強さ、耐久性も必要です。鍛えなくてはいけないのは喉だけでなく心身です。ヴォイトレの前に整体やフィジカルトレーニングする必要のある人はたくさんいます。今、ヴォイトレをしている人の半分は、マッサージ師やフィジカルトレーナーについた方が早く…

100と1000

一言で言うと、100の器の人と1000の器の人は見える世界が違うということです。そこで生じる問題も違います。医者やトレーナーを回ってここにいらっしゃる人もいます。なぜ一人の、あるいは一つのところに長くいられなかったのかから考える必要があります。そ…

応用と基礎

その点では、医師も応用としてのヴォイトレも、基礎とは対極にあるということです。医療は基礎のようですが、そこでの治療や予防は、応用なのです。「○○法」とか「○○の技」などと同じです。 本当に基礎からスタートできる人はとても少ないのです。最初は応用…

ゼロからプラス

短期でも長期でも部分的に意識的に変えて、よくする、マイナスをゼロにする(戻す)、それは原状回復ですから、プラスにはなっていないのです。しかし、潜在していた力が発揮できてプラスにみえることはよくあります。特にメンタル、心の力は大きいです。褒…

マイナスからゼロ

医者がポリープの手術をして元通りにする。これも本当は、2週間以上、ケースによって違いますが、できたら何か月かの休みをとる必要があります。ですから、その日に解決しません。 声が出ない、でもステロイドで出せるようになります。この方が例としてはよ…

期間について

1.応用 2.基礎 3.自在 いらっしゃったときに、最初に、どのくらい急いでいるのかそうでないかをお聞きします。つまり、トレーニングの効果の時期についてです。極端なことを言うと a.今日明日に結果を出したい、出さなくてはいけないケース b.10年後、2…

イメージのギャップ

その人のタイプ、声のタイプとイメージして求める声とのギャップを遠いと捉えるか近いと捉えるか、あるいは差を埋められるのかは、トレーナーの最大の難問といえます。ギャップのあるときに、無理をしても埋めていくのか、もって生まれたものに従うのかです…

歌の声☆

高音、裏声の発声コントロールの甘さは、固めて当てる、J-POPSの悪しき生声、共鳴の方法とも似ているのですが、邦楽でもよくみられます。ただ、邦楽も名人級となると口内や共鳴するところをうまくミックスして独自の声色をつくってしまうのです。その負担や…