自分の心身や周りの環境は常に変わります。そこに適宜に応じていきます。曲や発声が変わるのに振り回わされず、他の条件の差よりも、自分のなかでの差を大きくしていくことです。その積み重ねによって、あたかもしぜんのように、おのずとそうあるように振る舞えるレベルへ向上します。
届かない音高や広すぎる声域に振り回されて、できた、できていないと言っていても、大して意味はありません。音が出せたとしても、まるでできてはいないからです。
とはいえ、( )付で試みたり、結果としてどうなったかのチェックとして行うのはかまいません。目的なのか、目標なのか、結果なのかも明確にすることです。