最近は、いろんなところを渡り歩いてここにいらっしゃる人も少なくありません。私の本を最初に読んでいたのに、他のところを回られてから、またここにいらっしゃる人もいます。レッスンも他で受け、海外に行ったり、また、著名な人に会ったり専門家、医師やプロデューサーにみてもらったり…など、いろんな経験をしてきた人にお会いすることが多くなりました。
トレーナーにもいろんなタイプがいます。でも、一言で言うと、ほとんどが一匹狼、お山の大将です。それに対し、ここは、複数のトレーナー、プラス、外のトレーナーや専門家のなかで体制を組んでいます。
最初に私が気づいたのは、ポップスのトレーナーの限界、スクールの限界でした。さらに医師や専門家の限界がみえ、まさに挫折の連続でした。目標を高くしていると大変になるわけです。
いろいろと回っていろんな経験をすることはよいのですが、それを誰か位置づけがないと悪循環にしかならないのです。どこでも誰でも、限界は必ずあるのです。それは役割分担すれば解決することもあるのです。ここは、声楽家や医師などをうまく活かしています。