ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

耳を移す

自分の聞き方が何に基づき、どういうスタンスなのかを理解すると、いくつかのスタンスにうつしてみることができます。私、多くの別の分野で価値観の違う人ともやれるのは、それができるようになったからでしょう。その人とは「ここは違うがここは同じ」とわかります。そのとき、どこから違うかというところから深いものが学べるのです。そこに興味が尽きません。学べない人は、他の人と違うところを批判し切り捨てます。いつまでも同じところで同じことを言うだけです。

 この分野では、自分の好き嫌いだけで自分の耳の聞き方だけを絶対視している人が少なくありません。それでは、時代や別のシチュエーションにも他の人にも対応できないのです。

もとより、自分と異なる人を育てていくのがトレーナーです。なのに、自分と同じにしようとしているのはなぜでしょう。一つには、多くの人がそれを望むからです。そこを変えることです。

 ときおり、外部のトレーナーの人が、よい問題をもってきます。そのとき好き嫌いで判断していることや、その判断レベルの浅いことをどう伝えればよいのか迷います。それでも、疑念をもって相談にくる人は、いつかきっとわかっていくでしょう。疑問にさえ思わないで同じことをくり返している人ばかりですから。