夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

ケアからキュアへ

始めた頃、「ヴォイトレがうまくいっているのは日本ではお坊さんだけ」と私は言っていました。最近は、お坊さんも声を壊してくる、と関西の声の治療の第一人者が述べていました。

 うつ防止やストレスの解消などに、代替療法やヨーガのようにヒーリングとして使われ、効果が出ているのは確かです。そういう流れで、私もリハビリ関係にいろいろと関わるようになりました。

 「多くの人はヴォイトレよりフィットネスジムへ行くとよい」と公言していたのが、現実になってきました。いや、ジムといっても鍛えているのでなく、癒しに使われるようになってきたのですから、私の理想から遠ざかっていることになります。

ヴォイトレも、うつ病防止、アンチエイジングとして、口腔ケア、認知症防止などの施術レベルで広く普及しつつあるのです。そういう調整、私が思うに医者やST(言語聴覚士)、あるいは心療内科や精神科などで行うことが、私のヴォイトレの仕事にも入ってきたのです。そういう人たちはヴォイトレで効果を上がっていると言うでしょう。それは本当です。私もそこに関しては、ときには医者の紹介を受け、それに近い設備も備え、センサーも使えるようにしているのです。それにしても、ヴォイトレで、ケアはともかく、キュアはメインでなかったのですが。