夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

退屈と退化

刺激がなく、反応がなければ、人は退化します。ボケてしまうし死んでしまいます。ですから、人は、刺激を求めます。何もしない、何も考えないのは、まともに生きている人には、難しいことです。 退屈が嫌だから芸事も発達してきたのです。なので、退屈な芸事…

発散と我慢

暇になると人は悪いことを考えます。これは、ネットをみれば一目瞭然です。そこにずっと匿名で悪口を書ける人は、暇な人です。エネルギーを他に発散できないから、そこに執着して表現の場を求めるのでしょう。 他に発散できないときは、ため込むべきです。我…

ヴォイトレ全能

私は、整体、マッサージ、ジムなど、心身の解放や整えることを、ヴォイトレでできるだけ代替して行うことを提唱しています。治療というのは、疲れからの回復、ゼロに戻すことに留まりますが、それに対し、ヴォイトレは声を出すことで、常に、一歩その先に進…

力を抜く

力を抜くのは、脱力だからといってダラダラするのでなく、リラックスなどと緩むのではありません。目一杯集中してスタートすることが大切です。短くとも濃い時間を積んでいく、濃さが、いつか深さになると思ってください。 結果として、落ちついて少し高まっ…

ただ行う

目的をもって正しく学ぶ、のですが、そこで、何のためにということも、正しいということもあまり考えずに、ただ行うことからでよいと思うのです。 目的にそぐわないものはやらないとか、正しいことだけやると思っても、できません。その判断をあなた自身でし…

デトックス

生きていたら汚れるのはやむを得ません。多くの人に対していたら、それは何倍にもなります。しかし、掃除をすればよいのです。 汚れないようにしようというなら、人と交わらないようにするしかありません。毒のないものだけを食べようとするようなものです。…

異質と異変

場が異質であるのは、非日常の時空を共有するためです。そこにいて呼吸をするだけで感覚は違ってくるものなのです。 異質なものに触れることに人は億劫です。しかし、そうして異変を生じなくては大して変わりません。迷い悩み、こだわりを切り、クリーンにす…

声魂

声魂、声に魂を入れること、声も歌の心のように考えてみるとよいと思います。ヴォイトレも、お寺で「般若心経」を唱えるようなものになればよいし、ヴォイトレが毎日の読経になるなら理想的です。

場の力と機会★

研究所では、楽器の他に音の鳴るものがたくさん置いてあります。その結果として、宗教的な道具が多くなったのです。私も、月に何回はどこかの神社か寺を訪れています。何となく、そういうものと通じたものがないと、他人の出してくるものの判断をしにくいと…

本当の上達とは★

ありがたいことに、ここには、すぐれたトレーナーがたくさんいるので、いろんな見方や考え方、方法やメニュ、プロセスを教えてくれます。 自分だけで教えていると、生徒は、優秀なほど、自分が言う通りになっていきます。そして、気づくことがなくなりかねま…

自由になるための学び

何かを行い、続けていく以上、それは何かの考えが生じ、それに基づいて行っていくようになります。そこで、しばしば、固定観念の塊となるのです。「自由に」といっているうちは、「自由にできない」のです。それに囚われている限り、もっとも自由になれない…

判断と評価

自分の判断や評価が適切でなかったと、後で再考することはよくあります。誰が何をもって、どう考えるのかは難しい問題です。自分以外の立場や価値観を知るのには、相当の経験とフィードバックが必要です。 欠点を指摘されず、周りがカバーして、あるところま…

絶対評価

聞き手は、そのときの気分によって評価も変わるものです。なので、周りのことは気にしないことです。他の作品と比べて相対的に評価するのは、説明のための説明です。 私は絶対評価を第一にしています。比べられるところで、すでに何ら価値はないからです。で…

無常と解放

無常とは、いつも時が流れ、変わっていくことと学びました。同じことは2度とないことですから、過去に囚われないことです。過去に囚われていると未来を悲観し、絶望しがちになるものです。日々、新たに生きることです。 客観視するのと、冷めた眼でみるのは…

傲慢と卑屈

自信をもちすぎで傲慢なのもよくありません。「もうわかっている」と言う人ほど始末におえないものはありません。わかったつもりになっていたり、自分のわかっているところに一方的にもってきて、相手のことをしっかりと捉えていないからです。 しかし、自己…

改め続ける

本は書き続けていますが、多分、マニアの人よりも他の人の本を読んではいないでしょう。知らないこと、わからないことだらけのなかで、まとめられるのは、その理を捉えているからと思います。これを法とか本質と言う人もいます。原理の理、法則の法です。 で…

無知の知

世の中には、たくさんの曲を知っている人もいれば、いろんな発声法や声の出し方、ヴォイトレの技術、メニュを知っている人もいます。これまで本や論文でしかみなかったのが、ネット社会になって、マニアのいろんな説を目にするようになりました。 私は、マニ…

学び方を学ぶ

すぐれた人や周りの人と自分を比べても、大して何もわからないこともあります。そういうときは、共通点やルールらしきものをみつけて、それに照らして自分をみるのです。それが基準、材料です。そこで自らが囚われているもの、固められているもの、成長、上…

他人に学ぶ

自らの思うところが、どこかまでかを捉えてみましょう。それによってできたということが、その次のレベルに行くための障害になっている例は実に多いのです。だからこそ、解放とかリセットなどと言われるのです。成功体験に囚われて失敗する、伸びなくなるの…

固まらない

形として固まること、固定することからの解放は、声のためにとても大切なことです。感情豊かに表現する、これも、ことばや声で本音をストレートに出してしまうと、ビジネスマン、社会人としては失格です。しかし、アーティストとして、それがないと一流にな…

マナーと声

気を遣うことば、失礼のないことばを選んで正しく言うことで終わっていませんか。 気遣うのはよいことで、マナーでもあります。しかし、ただ気遣っているのでは、きちんと正しく聞こえて機能面ではよくなっても、声は固まってきます。 私たちは、アナウンサ…

機能を求めない

私が思うに、ヴォイトレをしている人でさえ、ほとんど自分の声の音色には関心がいっていないようです。日常に使っている声といっても、多くは、発音や滑舌、喉の調子などを気にかけるくらいでしょう。正しさ、明瞭さ、勢いなどの機能と印象で聞いているだけ…

声へのアプローチ

声に集中して、声そのものと一体化するのが理想です。しかし、理想は難しいことなので、ヴォイトレでは要素別に分けてアプローチすることになります。高さ、大きさ、長さ、勢い、音色、響きなどを、それぞれで感じてみましょう。わかりにくければ、高さ―音色…

体操のように

ビギナーズラックが最も起こりやすいものとして、話やスピーチなどと似て、歌はど素人が、なりふりかまわずやって、プロより受けることもあるのです。 歌唱や発声は、体を動かすこと、体操のように考えてみるのもよいと思います。声を動かすと言っていますが…

楽器としての声の成立

声は楽器が体内にあるので、楽器や道具との一体感などということ以前に、すでにシンクロしています。すでにそうなっているために、うまくいっていないだけに厄介なのです。 1.距離がとれない。2.心身の影響をそのまま受けてしまう。3.取り替えられない 楽…

メリットを求めないこと

効率よくメリットが得られるものを求めても、それでは本当には続かないのです。それは、小賢しくそのままであることを欲するからです。大きく変わることがないからです。それゆえ、そういうことを勧めると売れるし、番組や本もそういうことをくり返し伝えよ…

心とは、自分にはない、自由なもの、未来へのみえない不安によって乱れます。恐れることでのダメージは大きいものです。感情の乱れは深呼吸で鎮めましょう。 一日わずかでも、気持ちだけでも、明るく保つ時間をとりましょう。 心を落ち着かせることで、瞬時…

まとめ

ここまでで、もし巷のヴォイトレやヴォイストレーナーの批判のようになってしまったとしたら、私の筆力不足です。本意は、どんな方法もどんなプロセスもどんなトレーナーも、多様にあってよいし、それぞれにメリット、デメリットがある、だからこそ、本人が…

原点と応用

表現→声でなく、声→表現に、ヴォイトレは、基礎→応用とすることです。 a.体→呼吸→声→共鳴→フレーズ b.声→発音→ことば→歌詞 c.リズム→メロディ→フレーズ 左側が原点、右側へ行くほど応用です。体と声を一体化させていく、せりふ、歌にする。 そのための声…

実感を保留する☆

練習やトレーニングでは共通の基準で行うわけです。そのプロセスでは、誰かをまねて一人でやっているとそっくりになってくるのと同じことになりがちです。やり方を教えるという指導が主だからです。まねを止めるべきトレーナーが自分や誰かに似させてどうす…