夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

25.ブレスヴォイストレーニング研究所と専属トレーナー

声の真価☆

心身も楽器も使い方も違ってこそ、魅力あるあなたの声と表現なのです。 ですから、そのトレーナーがどう評価されていようと、あなたが独自の価値をそこから得られるようにしていく、真価は、そこにしかありません。そういう結果が出ることで、私はここのトレ…

目標

目的がカラオケの上達であれば、「他の人と同じくらい歌えるようになりたい」とか、「うまい人と同じようになりたい」ですから、そうしたステップで完了するプログラムでよいし、マニュアル的に与えられます。ここでも取り扱っています。 しかし、アーティス…

思い込みと価値

トレーナーに限らず、師や先生を、私は完全な人間とか人格などではみませんし、求めません。選ぶのは、学べるところがあるかの一点です。なぜなら、学ぶためにレッスンがあるのですから。 そこに確証はいりません。確かなことなどは、わからないから、思い込…

プロセスとワープ

今は上達のプロセスを説明し、状態を把握して逐一、細かく伝えられるトレーナーが求められ、受けるような時代です。そうでないと人がつかないので、私たちもそういう方向での努力は、惜しみません。 本当は、深すぎてわからせることが難しい分野です。みせよ…

10年以上を並みとする☆☆

初心者にも対応しつつ、トレーナーが初心者レベルになってはならないのです。合わせる必要はあっても合ってしまうようでは、よくないのです。 なぜなら、そうではない相手のときにも、全てわかっている気になってアドバイスをしてしまいがちだからです。それ…

深さにつなげる

ここのヴォイトレが、いや研究所に何らかの存在意味があるとするなら、その深さへつながるベースをとことん問えることだと思います。 それは、一見、業界や世の中と離れてみえるかもしれません。しかし、その距離が大切なのです。 時代や社会や人間のなかで…

創る能力と伝える能力

ここのトレーナーは、私と同じく、日々、自分の能力以上の難題にぶつかり、悩み考えます。そして解決を探って相手に対しています。 自分が教えられていないことを教えられる能力をここでつけて、相手に伝わるように創造する力がなければ、ここでは続きません…

研究所のトレーナー陣

ここにいらっしゃるトレーナーも、自分で学び、人に教えられ、その結果、教えるものをもったところまでは、巷の声楽などの先生と同じかもしれません。しかし、ここにくると、これまでに会うこともなかったプロや著名人、音大などにはいない初心者以前の人、…

声楽と邦楽

よく、「声楽や邦楽を学びたくない」とか「学ぶと個性がなくなる」とか「ポップスと違うのではないか」と聞かれることがあります。これは、一括りには答えられません。 巷ではそうかもしれませんが、ここでは違います。(といっても、一部では巷と同じことが…

場の力と機会★

研究所では、楽器の他に音の鳴るものがたくさん置いてあります。その結果として、宗教的な道具が多くなったのです。私も、月に何回はどこかの神社か寺を訪れています。何となく、そういうものと通じたものがないと、他人の出してくるものの判断をしにくいと…

異質と異変

場が異質であるのは、非日常の時空を共有するためです。そこにいて呼吸をするだけで感覚は違ってくるものなのです。 異質なものに触れることに人は億劫です。しかし、そうして異変を生じなくては大して変わりません。迷い悩み、こだわりを切り、クリーンにす…

本当の上達とは★

ありがたいことに、ここには、すぐれたトレーナーがたくさんいるので、いろんな見方や考え方、方法やメニュ、プロセスを教えてくれます。 自分だけで教えていると、生徒は、優秀なほど、自分が言う通りになっていきます。そして、気づくことがなくなりかねま…

基礎を抜かす

研究所で、トレーナーと分担するようになると、トレーナーは応用をして、私をフォローしてくれています。トレーナーにも、ポップス、役者、外国人は、応用を望みます。実践的であることがすべてのノウハウのように考える人が多くなりました。というのも、本…

実践的なトレーニング

歌手や役者にとって実践的なのがよいのは、当然のことです。ですから、ここでも今、ステージや行っている曲やせりふをそのまま使うことはよくあります。その録音で評価したり、直すところを指導することもあります。トレーナーが手本を見せ、それをまねさせ…

基礎トレーニング

基礎をつけたい、基本をやりたいと言って、ここにいらっしゃいます。ほとんどの人がそうでしょう。しかし、そこを伝えても、それでその人がきちんと基礎、基本の意味、必要性を理解し、くり返さなくては、身につきません。頭で気づく力があっても、体を使っ…

実践的な指導の限界

1.応用 実感 2.基礎 応用できるようにする基礎 3.応用 基礎のある応用 1の応用は、1日とか1回で、本人に実践的な練習であると思わせられたなら、それはトレーナーの演出です。その人の能力を妨げているものを気づかせ、取り除く、そうして意識化すること…

変わらないもの

相手に合わせ、現状に合わせ、求められることに合わせて応用していっても、基本は残るのです。なぜなら、基本は体についた声ですから、離れようがないからです。そして疑いようもない、どの分野でもそこを活かした一流の人がいるからです。 ただ、歌の声に限…

担当をする

プロが10人、ここにいらっしゃるとして、その担当は 1人 私だけ 2人 (私と)ここのトレーナー 3人 ここのトレーナー 4人 ここのトレーナーと他のすぐれたトレーナー(医者や言語聴覚士など専門家)で割り振る こんな割合で行われています。 ここのトレーナー…

2つの条件

専門家やトレーナーにアドバイスをもらっても、30点、50点の対策では、何にもなりません。なのに、まったくの素人や心身が弱っているプロには、それが効いて解決したかのようにみえるので困るのです。そこでは、フィジカルトレーナーやメンタルトレーナーに…

教えること

役者は、他人に教えるケースも多いのでしょう。後輩にアドバイスを求められるので、確実なことを教えたいと勉強し始める。それはよいことですが、発声の知識を教えることは教えやすいだけで違います。そこから悪循環が始まります。これは、他人によかれと思…

話の周辺

内容、方法、メニュよりも、それがどの状況で誰によってどう述べられたか、成されたかが大切です。何かよりもどうかなのです。「語るに落ちる」といいますが、それは語った内容でなく語ったということが重要ということです。 話せばわかる、それは内容でわか…

第三者としての客観視

トレーナーが何らかのコメントを伝えるとき、そこでは、生徒しか対象として捉えられていません。当たり前のことですが、マンツーマンのレッスンでは一対一だからです。スタジオのなかという状況のなかでは、トレーナーも生徒と同じ劇中の一人としてみると、…

トレーナーと生徒を同時にみる☆

スタジオでの同席や見学は、TVカメラが入るように現場へ介入してしまうことになります。それによって、場が変わります。登場人物が増え、クルーも中に取り込まれてしまうのです。これはマジックミラーでみるわけにいかないのですが、録画でみることで、ある…

実践から

非常時への対処の体験が乏しいと、案外と人は動けない、早めに自己防御に入ってしまうものだと思います。お坊ちゃんとして育った人などもそうかもしれません。首相は一時断念したという、前回の辞職が非常時体験になったはずです。しかし、動けるように動い…

タイミング

「ハイ」と言うけど、きちんと聞いていない、理解して飲み込んでいないなら、そこで留まってみることも大切です。あるいは、さっと先に行って後で考えるのもよいでしょう。その辺りはトレーナーに任せています。いろんなタイプのトレーナーがいるのも、いろ…

慣れるな

トレーナーが、あなたの好きな音楽や歌の話がさほどできなくてもよいでしょう。誰も私にAKB48のオタク専門知識は求めません。そういう話は、仲間とすればよい。仲間とトレーナーを兼任(なかには、飲み仲間にまで)するのはお互いに無駄が多いのでないでしょ…

認められる力

ここにも、拙書を読んで感化されてきた、という人はたくさんいらっしゃいます。それが世界や社会へ目を開くならありがたいことです。一方、そうではなく、内に籠る人もいます。それが一時のことで、あるいは、切り替えてレッスンにも淡々とくるならよいこと…

ずっと「今、ここに」☆

「今ここ」に専念することで「いつかどこか」に行くのです。「今ここ」より、「いつかどこか」がよくなければ不幸ではあります。「いつかどこか」を追いかけるために「今ここ」に、青い鳥を感じることなのです。 非日常に憧れて日常を離れても、自分が変わら…

出すこと

「うまくいけばいい」のでなく「絶対に変えていく」つもりでないと、ここを充分には使えないでしょう。でも3割、使い切れたら、次があります。まずは、3割バッターを目指してください。 何事もその人が自ら切り開いていくものです。何ら出さないのを後押しす…

バックグランド

マニュアルは、よし悪しで分けていくものです。それを守ろうと一つひとつに、ことばの指示にもこだわります。しかし、そこのことばでなく、そのバックにある意図に対応することが大切です。それができないと、器用にこなしたつもりで、実のところ、害にしか…